学校から帰ると、ゲームばかり…
「このままで大丈夫なの?」と不安になる親御さんも多いのではないでしょうか。
確かに、WHO(世界保健機関)が「ゲーム障害」と定義するほど、社会的にも問題視されています。
しかし、「ゲーム=悪いもの」と決めつけると、親子関係がこじれてしまうことがあるんです。
今回は、実際にゲームのお悩みを解決されたご家族の「事例」と、関わり方のヒント4選をご紹介します!
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【 大前提 】
お子さんが「好きなこと」を大切にし、ポジティブな眼差しで見守ること。
自分の好きなことを受け入れてくれる家庭こそ、子どもにとって“安心できる居場所”になります。
【 あるご家庭の『事例』 】
不登校のご相談でお会いしたご家庭の中に、「息子が一日中ゲームばかりしている」という悩みを話してくださった方がいました。
「いつ寝ているのかも分からない。このままでは学校にも戻れなくなるのでは…」そう不安を口にされていました。
当時、小学生だったその息子さんに、カウンセリングの中で、ゲームのことを聞いてみたところ、こんな本音を教えてくれました。
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● ゲームの中だけ達成感を感じられる
● 学校でうまくいかない気持ちを癒している
● 唯一ゲームの世界だけが楽しい場所
● ゲームの中には(オンラインで繋がっている)仲間がいる
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この話を聴き、彼にとってゲームは
「心の支え」になっている
現実で傷ついた心を、一時的に守る役割を担っているように感じました。
そこで、保護者の方にも上記を共有し、ゲームを取り上げるよりも、
彼の素直な気持ちを一緒に受け止めながら、少しずつ他の楽しみも増やしていく方向で進めていきました。
家族間でトランプや将棋、UNOなどの遊びをなるべく多く取り入れていただき、
「ゲームの他にも楽しいこと/ 安心して過ごせる居場所がある」という実感を増やしていく工夫を続けてもらいました。
その結果、ゲームとの距離を少しずつ上手に取れるようになり、中学校から再登校を果たすことができたんです
まさに、彼の「心のエネルギーが回復した」瞬間でした。
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【 事例から見える“ゲームとの上手な関わり方” 】
ゲームを通して達成感や人とのつながりを感じている子どもに、
「やめなさい!」と一方的に言っても、反発や閉じこもりを強めてしまいます。
大切なのは、「やめさせる」ではなくこちらの「関わりを変える」こと。
ここからは、実際に試してみてほしい【 関わり方の工夫 】を紹介します
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❶. ゲームと勉強は切り離して考える
ゲーム時間を短くして欲しい理由の1つに、「勉強時間を確保させたい」という思いがある親御さんが多くいらっしゃいます。
「ゲームばかりしてると成績が下がるよ!」
そう言われても、やる気にはつながりません。
実際にゲームを取り上げても、YouTubeを見たりボーッとしたりして終わることも
つまり、勉強をしないという『行動』よりも、なぜ勉強をしないのか・成績が下がっているのか、その『背景』を見ることが大切です。
「どの教科が苦手?」「その中で、どの部分が難しく感じる?」など、苦手の原因を一緒に考える方が、ずっと効果的。
お母さん・お父さんが一緒に苦手に向き合ってくれている… お子さんはとても心強いはず。
その関わりが、親子の信頼関係に繋がります!
❷. 「時間」で区切る約束を見直してみる
「1時間だけね」と言っても守れない時のオススメ対応策は、
「このボスを倒したら終わりにしよう」と“内容で区切る”のがおすすめ!
時間で区切る方法は、大人でいえば、ドラマのクライマックスで突然テレビを消されるようなもの。
「あとちょっと!今良い所やねん」そういう気持ちになりますよね(笑)
自分で納得がいく「終わり方」を、自分で選択させることが、約束を守りやすくします。
❸. 声かけは「距離感」と「褒め褒め攻撃」がカギ
遠くから「もう時間でしょ!」と叫ぶより、
そっと近づいて、声をかけてみましょう。
手を止めてくれた時は「止めてくれてありがとう!」
こちらを向いた時は「話を聞いてくれて嬉しい♡」
そう、褒め褒め攻撃です!!笑)
その褒め褒め攻撃が、その後の親御さんの声掛けをスッとお子さんに届けてくれます。
ゲームを含め、こちらの話を聴き入れてくれる確率がぐっと上がるはず!!
❹. まずは「教えてもらう姿勢」で
「どんなゲームしてるの?」「そのキャラ、どこが好きなの?」
ほんの些細な質問でも、お子さんは嬉しそうに話してくれるはず。
ゲームの話題は、親子関係を深める入口にもなります!
(小声:本当は興味がなくてもぜひ質問を考えて問いかけてみて♡)
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【 さいごに 】
ゲームばかりしている姿に焦りや不安を感じる時、ぜひこのコラムの内容を思い出して下さい✿
「叱る」より、「寄り添う関わり」がお子さんの心のエネルギーを回復させる第一歩になります!
お子さんの「ゲームとの付き合い方」や「その背景にある悩みごと」を整理したいときは、いつでもご相談くださいね。
最適な関わり方を一緒に見つけていきましょう
~ひろ~