心理師ひろの子育て相談室

/

/

【子育て】ゲームばかりで心配…|「事例」から見えた関わり方の意外なヒント4選

【子育て】ゲームばかりで心配…|「事例」から見えた関わり方の意外なヒント4選

学校から帰ると、ゲームばかり…

 

「このままで大丈夫なの?💦」と不安になる親御さんも多いのではないでしょうか。

確かに、WHO(世界保健機関)が「ゲーム障害」と定義するほど、社会的にも問題視されています。

 

しかし、「ゲーム=悪いもの」と決めつけると、親子関係がこじれてしまうことがあるんです。

 

今回は、実際にゲームのお悩みを解決されたご家族の「事例」と、関わり方のヒント4選をご紹介します!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【 大前提 】

お子さんが「好きなこと」を大切にし、ポジティブな眼差しで見守ること。

自分の好きなことを受け入れてくれる家庭こそ、子どもにとって“安心できる居場所”になります。

 

【 あるご家庭の『事例』 】

不登校のご相談でお会いしたご家庭の中に、「息子が一日中ゲームばかりしている」という悩みを話してくださった方がいました。

「いつ寝ているのかも分からない。このままでは学校にも戻れなくなるのでは…」そう不安を口にされていました。

 

当時、小学生だったその息子さんに、カウンセリングの中で、ゲームのことを聞いてみたところ、こんな本音を教えてくれました。

 

********************

● ゲームの中だけ達成感を感じられる

● 学校でうまくいかない気持ちを癒している

● 唯一ゲームの世界だけが楽しい場所

● ゲームの中には(オンラインで繋がっている)仲間がいる

********************

 

この話を聴き、彼にとってゲームは

☑心の支え」になっている

☑ 現実で傷ついた心を、一時的に守る役割を担っているように感じました。

 

そこで、保護者の方にも上記を共有し、ゲームを取り上げるよりも、

彼の素直な気持ちを一緒に受け止めながら、少しずつ他の楽しみも増やしていく方向で進めていきました。

 

家族間でトランプや将棋、UNOなどの遊びをなるべく多く取り入れていただき、

「ゲームの他にも楽しいこと/ 安心して過ごせる居場所がある」という実感を増やしていく工夫を続けてもらいました。

 

その結果、ゲームとの距離を少しずつ上手に取れるようになり、中学校から再登校を果たすことができたんです✨

 

まさに、彼の「心のエネルギーが回復した」瞬間でした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【 事例から見える“ゲームとの上手な関わり方” 】

 

ゲームを通して達成感や人とのつながりを感じている子どもに、
「やめなさい!」と一方的に言っても、反発や閉じこもりを強めてしまいます。

 

大切なのは、「やめさせる」ではなくこちらの「関わりを変える」こと。

 

ここからは、実際に試してみてほしい【 関わり方の工夫 】を紹介します👇

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

❶. ゲームと勉強は切り離して考える

ゲーム時間を短くして欲しい理由の1つに、「勉強時間を確保させたい」という思いがある親御さんが多くいらっしゃいます。

「ゲームばかりしてると成績が下がるよ!」
そう言われても、やる気にはつながりません。

実際にゲームを取り上げても、YouTubeを見たりボーッとしたりして終わることも💦

つまり、勉強をしないという『行動』よりも、なぜ勉強をしないのか・成績が下がっているのか、その『背景を見ることが大切です。

「どの教科が苦手?」「その中で、どの部分が難しく感じる?」など、苦手の原因を一緒に考える方が、ずっと効果的。

 

お母さん・お父さんが一緒に苦手に向き合ってくれている… お子さんはとても心強いはず。

その関わりが、親子の信頼関係に繋がります!

 

❷. 「時間」で区切る約束を見直してみる

「1時間だけね」と言っても守れない時のオススメ対応策は、
「このボスを倒したら終わりにしよう」と“内容で区切る”のがおすすめ!

時間で区切る方法は、大人でいえば、ドラマのクライマックスで突然テレビを消されるようなもの。

「あとちょっと!今良い所やねん💦」そういう気持ちになりますよね(笑)

 

自分で納得がいく「終わり方」を、自分で選択させることが、約束を守りやすくします。

 

❸. 声かけは「距離感」と「褒め褒め攻撃」がカギ

遠くから「もう時間でしょ!」と叫ぶより、
そっと近づいて、声をかけてみましょう

 

手を止めてくれた時は「止めてくれてありがとう!」

こちらを向いた時は「話を聞いてくれて嬉しい♡」

そう、褒め褒め攻撃です!!笑)

その褒め褒め攻撃が、その後の親御さんの声掛けをスッとお子さんに届けてくれます。

ゲームを含め、こちらの話を聴き入れてくれる確率がぐっと上がるはず!!

❹. まずは「教えてもらう姿勢」で

「どんなゲームしてるの?」「そのキャラ、どこが好きなの?」

ほんの些細な質問でも、お子さんは嬉しそうに話してくれるはず。

 

ゲームの話題は、親子関係を深める入口にもなります!

(小声:本当は興味がなくてもぜひ質問を考えて問いかけてみて☺♡)

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【 さいごに 】

 

ゲームばかりしている姿に焦りや不安を感じる時、ぜひこのコラムの内容を思い出して下さい✿

 

「叱る」より、「寄り添う関わり」がお子さんの心のエネルギーを回復させる第一歩になります!

 

お子さんの「ゲームとの付き合い方」や「その背景にある悩みごと」を整理したいときは、いつでもご相談くださいね。

 

最適な関わり方を一緒に見つけていきましょう✨

 

~ひろ~

 

上部へスクロール